長野土地開発株式会社

空き家放置は危険!よくある近隣トラブルは

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空き家放置は危険!よくある近隣トラブルは

空き家放置は危険!よくある近隣トラブルは

2022/11/01

空き家を管理せずに放置してしまうと、近隣トラブルに発展することがあります。
老朽化による問題、衛生的な観点、治安への影響などなど、空き家の放置は様々な危険を伴います。
今回は、空き家でよくある近隣トラブルを紹介します。
空き家の管理方法についても解説しますので、トラブルを避けるために確認しておきましょう。

□空き家でよくある近隣トラブル5選

1.空き家の倒壊
家は人と一緒に生きる建造物であり、長期間人の出入りのない空き家は、どんどん劣化していきます。
メンテナンスがされていないだけで、あっという間に廃墟のような家へと様変わりしてしまい、それに伴い見えてくるのが倒壊のリスクです。
倒壊してしまうと、近隣の方の家に被害が及んだり、通りすがりの方に怪我を負わせてしまうかもしれません。

2.空き家の火災
空き家は放火のリスクが高く、また失火により火事が起きてしまうことも少なくありません。
近隣の建物への延焼や、屋根の飛散による被害が出ることは容易に想像できます。
人が常駐していない空き家は、火災が起きていることを発見するのも遅れるため、大事態へと発展する可能性があります。

3.害虫や雑草の繁殖
放置された空き家は害虫にとって格好の餌場であり、樹木はどんどん伸びていきます。
空き家の中で繁殖・生育という負のループができてしまい、その被害範囲は近隣にまで広がっていくでしょう。

4.犯罪の発生原因に
空き家は人の目がないため、不審者が侵入していても気づかれることはほとんどありません。
勝手に水道や電気が使われていたり、犯罪取引の場所になっていたり、拠点にされていたりなど、空き家は不審者にとってありがたい住まいになってしまいます。

5.資産価値を下げる
新しい家を探している時、近くに状態の悪い空き家があると構えてしまいますよね。
空き家が値引きの原因となることもあります。
このように、状態の悪い空き家は、近隣の不動産の資産価値を下げてしまう要因になるかもしれません。

□空き家の適切な管理方法は?できそうにない場合は売却を視野に

記事前半で紹介したように、空き家は放置してしまうと様々な近隣トラブルを引き起こします。
トラブルに発展させないためには、適切に管理していかなければなりません。

空き家のままで保持するのであれば、月に1度は訪問し、空気を入れ替えるようにしましょう。
通水を行って、封水トラップに水をためておくのも害虫や異臭予防につながります。
屋根や外壁は10年に1度はメンテナンスが必要ですから、覚えておきましょう。

両隣と向かいの家、さらにはその地域の自治会長に、空き家にしていることを伝えておくことも大切です。
空き家の管理の手助けをしてくれるかもしれません。
連絡先を伝えておけば、大きなトラブルに発展する前に状況を知らせてくれる可能性もあります。
良好な関係を築けるように善処しましょう。

空き家の管理が難しそうな場合には、トラブルを避けるためにも、更地にして土地を売却することを推奨します。
空き家の維持には費用も手間もかかるので、対応についてはしっかりと考えましょう。

□まとめ

今回は、空き家でよくある近隣トラブルについて解説しました。
管理が十分でない空き家は、近隣の方に大きな迷惑をかけてしまいます。
管理が難しいのであれば、売却を視野に入れるなどして、対処法を考えておきましょう。

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