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財産がもらえる時期はいつ?遺産相続からどれくらいかかるの?

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財産がもらえる時期はいつ?遺産相続からどれくらいかかるの?

財産がもらえる時期はいつ?遺産相続からどれくらいかかるの?

2022/10/02

家族が亡くなった際に死亡届や相続手続など、さまざまな手続きが行わなければなりません。
しかし「遺産相続したお金はいつもらえる?」などと、遺産相続後の財産はいつごろもらえるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、遺産相続後財産はいつもらえる時期やお金が振り込まれるまでの流れを解説します。

□遺産相続後財産はいつもらえる?

被相続人が亡くなり、相続が発生するとすぐに遺産がもらえるわけではありません。
遺言書の有無の確認や預貯金の払戻手続、不動産の名義変更など、さまざまな相続手続きが完了してからもらえることになります。
ただし、相続人の人数や財産の種類、相続放棄を希望しているなど、状況によって時間がかかるケースもあります。
また、相続手続きの際に多数の必要書類を収集するため、数ヶ月ほどかかることもあり、注意が必要です。

一方、相続人が複数いる場合は、遺産分割協議書を作成しなければなりません。
しかし、協議がまとまらないときは、相続手続きが進まない場合もあります。
提出する必要書類に不備がない場合は、相続手続き開始から最短10日から数週間で遺産をもらえるのが一般的です。

遺産相続手続き前に行うことは、以下の通りです。
・遺言書がない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行う
・自筆証書遺言書がある場合は、検認の手続きを行う(保管制度を利用している場合は不要)

遺産相続の手続きで確認することは、以下の通りです。
・遺言書の有無
・法定相続人の決定(相続できる権利のある人)
・遺産のプラスとマイナス両方を相続するかどうか(単純承認、限定承認など)
・相続放棄をする人

必要書類は、以下の通りです。
・被相続人(亡くなられた方)の除籍謄本(出生~ご逝去まで)
・相続人全員の現在の戸籍謄本
・相続人全員の印鑑証明書

□お金が振り込まれるまでの流れを解説!

お金が振り込まれるまでの流れは、金融機関によって異なりますが、一般的には次のような流れになります。

1. 死亡届を市役所・町村役場に提出する
死亡届が提出されていない場合は、そもそも相続手続きを開始できません。
死亡の事実を知った日から7日以内(国外で死亡した場合は、死亡の事実を知った日から3か月以内)提出する必要があります。

2. 通帳、キャッシュカードを確認する
どこの銀行に口座を持っているのかを確認するため、通帳やキャッシュカードを見つけておきましょう。

3. 引落口座や入金口座の変更
金融機関は、銀行口座の名義人が死亡したことを把握すると口座は凍結されます。
凍結された口座に引き落としや入金予定がある場合は、各会社に引き落とし口座の名義変更や入金元に連絡するなどを行う必要があります。

4. 口座名義人が亡くなったことを連絡する
口座名義人が亡くなったことを銀行に連絡しましょう。

5. 必要書類の提出
連絡した後は、銀行から説明を受けた必要書類を提出します。

6. 払戻し
提出書類に不備がなければ、相続人の口座に払戻しが行われます。一般的には、数週間ほどかかることが多いです。

□まとめ

提出する必要書類に不備がない場合は、相続手続き開始から最短10日から数週間で遺産をもらえるのが一般的です。
ただし、財産の種類、相続放棄をする人がいる、相続人が複数いる場合などは、数ヶ月かかる場合もあります。

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